短編小説『ひまわり』に関するアレコレ

短編小説『ひまわり』に関するアレコレ 日記
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今日、短編小説『ひまわり』を公開しました。

この作品は、2004年ごろ、別の名前で同人誌に発表したものです。
当時の筆名は……個人情報まるだしなので詮索しないでください。(フリじゃないですよ)

むかし書いた小説を読むと、色々と当時のことを思い出したり、今よりもさらに未熟な筆力に砂を吐きそうになったりします。

今日の日記はそんな話です。

執筆時のこと

『ひまわり』はクラスの同人誌に載せるために書いたものです。

このころ、私は小説を書くために専門学校に通っていて(なんか恥ずかしいな、この書き方)、文化祭などのイベントごとに同人誌を作っていました。

同人誌と言っても、二次創作はなく、すべて生徒たちのオリジナル作品です。
それも毎度、お題を設定して書いていましたから、アンソロジーと表現した方がしっくりくるかもしれません。

このとき、……つまり『ひまわり』が収められた同人誌のお題は「好きな曲をモチーフにして書くこと」でした。

『ひまわり』のモチーフは……

わかるかなぁ〜?
わっかんねぇだろうなぁ〜?

……ちゃんちゃんちゃん、ちゃーん

福山雅治作詞・作曲、前川清が歌う『ひまわり』でしたッ!

NHKで前川清さんが歌うのを聞いて、とても好きになったのです。
過ぎ去った夏の日々を想う歌で、まぁ、自分の書いたものを読むと「そのままやな」という感じです。
前川さんの歌声も、福山さんのセルフカバーもどちらも素敵ですので、気になる方はぜひ聞いてみてください。

改稿時のこと

さて、今回ブログに載せてみてもいいかなと思うにいたり、改めて自分の作品を読み返してみました。

……いやぁ、痛いですねぇ……

流して書いてまとめられる気がしないので、どのあたりを改稿したのか、項目立てて書きたいと思います。

すべてを吹き飛ばすネーミングセンス

うすうす気づいています。

私はネーミングセンスがないです。

最近こそ、昔の同級生の名前などから無難につけていますが、若いころは「ひねってなんぼ」と思って登場人物の名前をつけていました。
(なお、タイトルをつけるセンスも自信ないです)

でもねぇ、**はないですよ!
(実在する同名の方に申し訳ないので伏せ字にしてます)

*はともかく、なぜ*!? 水戸黄門かよ。

おまけにヒロインの名前も**で、名付けた作者が読み方に悩む始末……

そんなわけで、読みは残しつつ人物名を変えました。
10年後にはまた「これじゃないだろ」と思ってるかもしれません。

噛み合ってない会話

人物名より情けなくなるのは、こちらの方です。

自分で読んでも「なに考えてんだ、この主人公?」と思ってしまうくらい、会話が噛み合ってない……

当時の自分は、これでいいと思ってたんでしょうね。
大人になった私からは、とりあえず「ちょっと自分に酔いすぎじゃない」と言ってやりたい。

視野が狭い

元原稿では、主人公の母はアメリカ人と再婚しました。

でも、今だからわかるんですが、このころの私には国際結婚というとアメリカ人のイメージしかなかっただけなんですよね。本当はイギリス人でもトルコ人でもカメルーン人でもいいのに。

改稿版では、トニー・マルティンとセバスチャン・ベッテルの母国であるドイツに変更しました。

どんな理由でもいいけど、選ぶのが大事。

漢字をひらく

最後は漢字とひらがなのバランスについて。

若いときほど漢字を使いたくなるのって、何なんでしょうね。中二病でしょうか。

思えば、初めて考えたペンネームも、無駄に画数の多い字面でしたね……
あの時、ハガキを載せてくださった編集者には頭があがりません。猛省。

おわりに

最後にいまさらな話を。

最近の私は、よく宮崎の方言を使った作品を書いています。

しかし、まだ若かった当時の私は「方言では伝わらない」と思っていたようです。あるいは、書きたいジャンルがライトノベルだったからかもしれません。できる限り標準語よりの言葉を登場人物たちにしゃべらせていました。

改稿にあたり、台詞はほとんど変えていません。
ヒロインの台詞をがっつり宮崎弁にしても話は通じるとは思うのですが……たぶん、ここは長崎だと思うので。
体感していない長崎の方言に変えてしまうよりも、そのままにしておくことにしました。

ああ、あのころの私に、せめて今くらいの頭があれば……

となりの席の、長崎の子に教えてもらったのに……っ!

「読んだよ!」と教えてくれると嬉しいです。
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